不完全なものを完全に


 UOというゲームの楽しみ方は出来なかった事を出来るようにしていく過程にある。
 コトバを換えれば、UOは不完全なものを完全にしていく遊びだ。

 最初はキャラクター。自分が欲しいキャラクターの理想を想定し、それに応じたステータス、スキル、装備を揃えていく。テイマーの場合は装備にペットが加わり、そのペットも育成・訓練して理想の形に整えていく事になる。

 戦闘職で8割迄の完成度なら、比較的簡単に辿り着く。各スキルも80%までなら、毒とか調教とか難易度の高いスキルを除けば、遊んでいるうちになんとかなる。装備もけっこういいものが銀行前に落ちている。完成度が高まるほどに戦闘は楽になり、今迄倒せなかった相手を倒せるようになる。

 ところが、ある時点で、勝てる敵には勝てるが、勝てない敵には勝てないという状態になる。またどうしても行けない場所に気がつく。もしくは行っても勝てない場所が出てくる。そこから先は進むにはブレークスルーが必要になってくる。

 一番簡単なのはチームプレイ。ソロで無理ならグループで対応すればいい。UOは最初のソーシャルゲームであるだけに、プレイヤー間の連携を重視してデザインされている。グループでなければ達成できないクエストもある。

 一番厄介なのは、このプレイヤー間の人間関係で、手っ取り早いのはギルドへの入会なのだが、ギルドはギルドで妙なルールやヒエラルキーがあったりする。

 個人的には、付かず離れず、たまにパーティーを組んで一緒にハンティングに出かける程度の関係が理想だと思う。Lexerとはちょっと深入りし過ぎたと反省している。これがなかなか難しいのだが、プレイヤーとはもっと広く浅く付き合うべきだ。
 本来は挨拶を交し合える程度の熱心なプレイヤーが数人いればそれでいい。

 パーティーを組まなければいけないところに無理して行く必要はない。他に遊べるところがないわけではない。
 現在、クエストのゴールらしきものは、シャドウガード、通称屋上という場所らしい。チームプレイ前提でデザインされているらしいが、ソロでの攻略もできないわけではないらしい。

 UOを辞めてしまう理由は、このプレイヤー同士関係によるものが一番多いと思う。
 たとえば、実生活の友人が辞めたから、自分も辞める。
 ゲーム上の友人と仲違いした。または、所属していたギルドのメンバーと折り合いが悪くなった。顔を合わせるのがつらいからプレイそのものを辞める。
 所属していたギルドが解散した。

 別に、ゲーム上の友人や知り合いがいなくてもゲームはできる。ただ一旦出来てしまった関係性が遮断されると喪失感が大きい。

 メインキャラはそこそこ強い。完成度から言えば、テイマーメイジとしては9割のラインは超えているはずだ。
 Garvinの誘いに応じれば、チームプレイにも参加できる。現状で最大の問題は、EJアカウントである事。チャンピオン湧きにいっても元が取れない。また、今更パワースクロールを獲ってもキャラクーたーのスキルは完成してしまっているので、ペットの餌にしかならない。
 後は語学力。コミュニケーションに問題があるのは否めない。

 戦闘を楽にする為の後方支援として、生産職の新キャラを作った。
 不完全なものを完全にというテーマは、環境の問題でもある。キャラクターひとつでいかんともしがたい問題がある。たとえば、ペットを使った戦闘では勝てない場面がある。また、戦闘キャラ支援の為の生産職も欲しい。
 キャラクターを増やす事で洗濯肢は増えるがその分複雑度も増す。複雑過ぎてゲームの面白さが削がれてしまっては意味がない。シンプルさを維持しつつ全体としての完成度を高めていく必要がある。その為には、メインキャラを明確にしておく必要がある。

 すべてのキャラクラーに完全を求める必要はない。そんな事をしていてはキリがない。メインキャラで出来ない事をサブキャラで実現すればよい。メインとサブは相互に補完的な存在だが、メインはジェネリックなキャラクターな戦闘職でサブは生産職も含めたスペシャライズなキャラクターであるべきだ。
 メインキャラに出来る事をサブには必要ない。メインキャラで実現したい事をすべて実現できるのなら、サブは必要ないが、それができないからサブを作った。

 スキルだけに限っていえば、課金アイテムであるソウルストーンに頼る方法もある。ステータス構成に問題がないのであればそちらの方が合理的だ。
 今更だが、現在のメインキャラを課金アカウントにするのであれば、ソウルストーンを使って獣医学と書写を付け加えるべきだった。もしかしたら、サブキャラのエルフは必要なかったかもしれない。

 生産職が必要かどうかについて。
 初期段階で生産職キャラを作ってもまったく意味がない。スキルアップ段階での生産物は無意味だし収支は完全な赤字だ。金策と素材入手の点で詰んでしまう。生産と戦闘を両立させたキャラは中途半端で失敗する。両立するのはメイジで書写、剣術で伐採くらい。当然、メイジと剣術は両立しない。



 超越のスクロール0.3が30Kで売られていたので購入。今後も10K/0.1のものがあれば購入していくつもり。80.0→85.0の5ポイントで500Kなら妥当だろう。

コメント

このブログの人気の投稿

調教マスタリー

ユニコーン訓練総括

クーシーの訓練:騎士道、ヒットポイント、マナ